ISO22000は食品安全マネジメントシステムの国際規格です。HACCP手法を用いて食品に与えうる危害(Hazard)
を物理的、化学的、生物的(生物学的)観点から分析し、衛生管理することが規格のメインとなっています。
また、規格のベースがISO9001となっていますので、PDCAのサイクルにてマネジメントシステムの継続的改善が要求されます。
この規格のメリットとして、国際的に認められた食品安全マネジメントシステムにて管理された方法でお客様に
製品と提供できる仕組みを持った企業として認知されるということが上げられます。BSE(狂牛病)、鳥インフルエンザなどをはじめ、
消費者の「食」に対する不安感は高まりつつあるのではないでしょうか。そういった状況下で率先して食品安全マネジメント
システムを導入することは、消費者に対して信頼を得る経営戦略として有効と考えられます。
市場競争で優位に立つための道具としても十分活用できると考えられます。